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能島瑞穂/青年団 俳優

初めて参加した田上パル「合唱曲第58番」は、アゴラの舞台袖で、「ずるーい、私も早く参加したいっ!」と、毎回、子供のような気持ちだった。
舞台上はすでに、キラキラとまぶしく、乱反射する夏の日差しにあふれていて、私なんかそっちのけで完全にあたたまっているっ!舞台に出ていくことを、初めて怖いと思わなかった。
不可能を可能にするチームの力を、田上君が強く信じてくれるから、周りの皆を、頼もしく誇らしく感じることが出来る。
そこで勇気をもらって、「私も!」と、芝居の渦に飛び込んで行けたのだと思う。
「Q学」のチーム力によって、今回はどんなミラクルが起きてしまうのだろう。
その渦に、私も観客として飲み込まれてさらわれてみたい。