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そうやって云々頷いていろ


夏のサミット2008 参加
あらすじ
お盆。
「我がふるさとは水に沈む」
そう知らせを受けた若者達は、慌てて田舎に舞い戻った。
いつもなら温かく迎えてくれるはずの生まれ故郷は、
異様に生気を失い、殺伐としたやる気のない雰囲気が漂っている。
どうした!ふるさとよ!同志たちよ!
さぁ、いざ反対運動でも始めるばい!
そんな勢い勇んだ訴えに準限界集落のこの村はビクともしない。
「ならば、分かった。村の存続をかけ、いっそのこと村おこしをしよう。
安心しろ、強力な助っ人は連れて来たけんね!!」
今となっては心霊スポットとして有名な神社しかないこの村に、
壮絶な村おこしの夜が更けていく。

作・演出=田上豊

日時
2008年8月8日〜12日

会場
こまばアゴラ劇場

出演
星野秀介、松高義幸、安村典久(蜻蛉玉)、菅原直樹、土田祐太、鶴川春男(タテヨコ企画)
平岩久資、堀善雄(ザ・プレイボーイズ)、植村宏司(パラドックス定数)

料金
2000円

スタッフ
舞台美術=青木拓也 照明=伊藤泰行 音響=泉田雄太 宣伝美術=ドラゴン・ヤー 制作=尾形典子

公演を振り返って
人物の年齢設定を、20代中盤くらいに上げたこともあり、より社会性のある話を意識して書いたら、故郷がダムに沈むのを食い止める話になりました。
親戚の家が「お池さん」と呼ばれる神聖な水を池から汲める所で、その地元では心霊スポットとして有名だと聞き、親族としてショックでしたね。
ここが着想です。梁から人が落下する衝撃シーンと人間が人形の動きと同期化させられてしまう伝説のシーンがあります。

2008.8.4

アルカトラズ合宿


あらすじ
熊本弁体育会系青春群像劇三部作完結編!!

真夏の東京。
九州の猛者達が、ハンドボール部界隈では有名屈指の地獄の合同合宿にやってきた。
練習試合で負ければ愛の鞭が待っている、勝利がすべての灼熱の現場である。
しかし、選手達が執拗に勝ちにこだわる理由は意外なところにあった。

舞台は宿舎の晩。
勝敗の結果で、高校別にカースト制が敷かれるこの寝床は、常に狂気が渦巻く一触即発状態。
ここでは、他校を威嚇し、豪腕をふるい、一発芸が強い奴がNo.1である。
さぁ、夜の合宿を始めよう。
体育会系三泊四日の物語。

作・演出=田上豊

日時
2007年9月5日〜11日

会場
アトリエ春風舎

出演
坂田尚樹、星野秀介、金田拓磨、安村典久(蜻蛉玉)、熊木進
堀善雄(ザ・プレイボーイズ)、中村崇人、平岩久資(楽々一座)、萬州通拡
松高義幸、菅原直樹、佐藤誠(青年団)他

料金
1800円

スタッフ
舞台美術=松村知慧  照明=伊藤泰行  宣伝美術=ドラゴン・ヤー  制作=尾形典子
企画制作=田上パル/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
主催=(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場

公演を振り返って
高校の部活の合宿ほど辛いものはなく、その時の経験が元になっています。
ただ、面白いのは、試合で弱いチームほど、夜の宿舎で行われる一発芸合戦が強かったりして、逆にそういうチームほど格好良く見えたものです。
この合宿ネタ、実は「銭湯編」というのもあって、体育部と男にしか分からない銭湯で繰り広げられる全国大会をいつか作品にしたいものです。

2007.8.4

師走やぶれかぶれ


あらすじ
大晦日、引っ越しの準備が進む黒木家。
そこへ期末試験を落とした同級生たちが助けを求めてやってくる。
失敗すれば、卒業できない彼らの命がけの一夜漬けが始まるが、
さまざまな思いが邪魔をして、試験勉強は進まない。

・・・進路とは・・・
・・・勉強とは・・・
・・・人生とは・・・

勉強の仕方すらわからないことに気がつき絶望する彼ら。
そこにふらっと現れた浪人生が、「頭のよくなる缶詰」を忘れていき・・・
体育会系の汗臭く、熱い芝居が展開する、
熊本弁青春群像劇第2弾!!

作・演出=田上豊

日時
2007年3月15日〜20日

会場
アトリエ春風舎

出演
星野秀介、金田拓磨、熊木進、松高義幸、土田祐太、木村光寿
工藤治彦(タテヨコ企画)、田上豊

料金
1800円

スタッフ
舞台美術=松村知慧  照明=伊藤泰行  宣伝美術=松茂豊
制作=尾形典子  企画制作=田上パル

公演を振り返って
処女作からすれば、初めての新作。
自分でもちゃんと書けるか心配な中、第一稿を予定通り稽古初日に完成させるという今では考えられないほどの執筆スピード。
現代口語劇のシステムを使って、どれくらいまで室内で美しく騒げるか追求した作品で、いろいろ激し過ぎて、こたつの天板が割れちゃった。

2007.7.4

報われません、勝つまでは(再演)


第14回北九州演劇祭コンペティション部門 参加

あらすじ
冬。県内トップクラスの名門ハンドボールチームが全国大会予選決勝にて、大敗を喫する。
試合会場から意気消沈して部室に帰ってくる選手たち。
敗戦の落胆もあり、ミーティングの迷走が、次第にケンカに変わる。
今まで心の内に秘めたメンバーに対するそれぞれの思いが、徐々に吐露されていく。
崩壊寸前のチーム。
そこへ、対戦相手のエースが部室へやってきて・・・
体育会系の汗臭く、熱い芝居が展開する、青春群像熊本弁芝居!!

作・演出=田上豊
日時
東京公演:2006年10月18日〜23日
北九州公演:2006年10月28日〜29日会場東京公演:アトリエ春風舎
北九州公演:北九州芸術劇場 小劇場

出演
坂田尚樹、星野秀介、金田拓磨、熊木進、松高義幸
安村典久(蜻蛉玉)、中村崇人(獣珍) 料金東京公演:1800円/北九州公演:1500円

スタッフ
舞台美術=松村知慧  照明=伊藤泰行  舞台監督=佐野功
宣伝美術=金田拓磨  制作=尾形典子、高橋優  企画制作=田上パル
公演写真

公演を振り返って
本作品が北九州演劇祭コンペティション部門に選出され、新作を作る前に再演が決定。両親や地元の友人達に作品を届けるという念願をいきなり叶えてしまう旅公演になりました。
旅中、泊まった安宿にパンツ一丁の巨人が住んでいたり、クローゼットを開けたら仏壇が入っていたり、大騒動でした。

2006.10.4

報われません、勝つまでは


あらすじ
冬。県内トップクラスの名門ハンドボールチームが全国大会予選決勝にて、大敗を喫する。
試合会場から意気消沈して部室に帰ってくる選手たち。
敗戦の落胆もあり、ミーティングの迷走が、次第にケンカに変わる。
今まで心の内に秘めたメンバーに対するそれぞれの思いが、徐々に吐露されていく。
崩壊寸前のチーム。
そこへ、対戦相手のエースが部室へやってきて・・・
体育会系の汗臭く、熱い芝居が展開する、青春群像熊本弁芝居!!

作・演出=田上豊

日時
2006年2月17日〜19日

会場
桜美林大学又賜体育館

出演
坂田尚樹、星野秀介、安村典久、金田拓磨、熊木進
松高義幸(確率変動)、中村崇人(獣珍)

料金
500円

スタッフ
舞台美術=松村知慧、斎藤章子  照明=伊藤泰行
演出助手=藤井咲有里  制作=尾形典子、高橋優

公演を振り返って
大学の卒業寸前に一度もやっていなかった、作・演出を思い切ってやることに。
とりあえず周りの九州人と勢いで作った処女作です。
スポーツ観戦しているような感覚のお芝居作りを目指しました。
卒業記念公演で、一回限りのつもりが、この公演の成功で、卒業後も劇団として演劇を続けて行くことになります。

2006.2.28